●発表会で得られる成長と力
こんにちは!中村八千代です。
日曜に発表会が終わり、生徒さんたちの素晴らしい姿に感動しました!
本番に向けて頑張った時間、舞台での振る舞い、練習以上の本番の出来!
舞台袖へ戻ってきた生徒さんたちの素敵な笑顔に幸せな気持ちにさせられました。
練習ではなかなかうまくいかなかったところも本番に強い!
みんないい演奏でした。
いつもよりちょっとだけ背伸びをして選んだ曲。
でも好きな曲なので頑張りました。
発表会でたくさんの人の前で演奏するから、練習もいつもよりたくさんやりました。
難しかったところも部分練習をたくさんやって、練習の仕方も習得!
子供たちの力の素晴らしさを改めて感じました。
知っていましたか?
人前で演奏した数だけ、上達が早い、ということを。
私が子供の時は発表会が大好きでした。
でもピアノの講師となって、発表会はみんながみんな好きではない、ということを知りました。
びっくりしました!
そんな時、人前での演奏はぐっと成長させる、と書いてあった文章を目にしました。
本番へ向けての練習の姿勢、曲に対する思い、期間までに曲を仕上げるという見通し。
色々なことをクリアして迎える本番。
沢山の力が求められます。
それをみんな達成して演奏しました。
英語、英語リトミックの生徒さんたちは英語劇を披露
今回は英語の生徒さんたちは英語劇に挑戦しました!
初めての英語劇。
生徒さんたちにそれを言ったときは不安な様子でした。
英語を習った機関、年齢も違う生徒さんたちがみんな一緒に参加しました。
リトミックの要素も取り入れ、最後はピアノの生徒さんが連弾をして、それに合わせて英語の歌を歌いました。
3クラスの生徒さんたちがみんな一緒にそろって練習したのはわずか1日。
あとは当日にリハーサルをやったのみでしたが、4歳の子から12歳の子まで、みんな頑張りました!
日本語は毎日繰り返し、耳で聞き、話しますが、英語はレッスンの時くらいしか話したり、聞いたりしません。
劇のセリフは日常に使うようなフレーズを取り入れました。
何度もお家で練習したのでしょう。
本番の出来もよかったです。
これを機に、セリフになった英語は口に出てきやすくなり、意味も理解し、日本語と同じように使えるようになることでしょう。
英語劇は難しいかな?と思ったのですが、やってみると本当に英語劇はいい!
理解して言葉に出し、聞いて答える。
それを繰り返し練習するので体得できる。
もちろんこれからのレッスンでも活かしていきます!
出番を待つ生徒さんの様子も可愛かったです!
ファミリーアンサンブルとお友達とアンサンブル
ピアノの生徒さんは毎回ソロとアンサンブルの2回は発表会で演奏します。
お友達とのアンサンブルでは、いつも一人で演奏するのとは違い、相手の音をよく聞いて演奏しなければいけません。
そして、音が増えることにより、曲も豪華になります。
アンサンブルでお友達とも仲良くなります。
そして生徒さんたちはやっぱりおうちの方と一緒に演奏するのが大好き!
お父様とのアンサンブルもありました。
Nちゃんもとっても楽しそうでした!
美女と野獣の連弾に合わせてウィンドチャイムを演奏したT君。
初めての舞台でしたが、とても素敵に演奏してくれました。
衣装も美女と野獣に合わせてお母さまが服をアレンジ!
凄い!
私は発表会をするときに思うのは、生徒さんたちはみな演奏家。
見る人楽しませ、自分たちも演奏を楽しんでほしい!
毎回素敵だなぁ、と思っています。
そして、お母さまのご協力にも感謝しています。
聞いてくださった方々を楽しませてくれる演奏でした。
大人の方の演奏もありました!
全くの初心者の方ですが、ゲームに使われている曲が好きで、それを自分で演奏をしたい、ということがきっかけでレッスンに来られています。
まだ1年も経っていないのですが、素敵な演奏でした。
最初は自分で中古の楽譜を買って自己流でされていたようですが、やっぱりわからない、ということでNちゃんと一緒にレッスンに来られています。
指使いが分からないようでした。
基礎をやりながら弾きたい曲もレッスンに入れていました。
みるみる上達し、指の動きも滑らかになり、発表会ではペダルも入れての演奏でした。
気持ちが伝わる、とてもいい演奏でした。
今、大人が趣味としての音楽をやるというドラマがあっていますよね。
私も録画して時間があるときに見ているのですが、そうそう!と思うことがよくあります。
どの生徒さんにも長く長く音楽を続けてほしいなぁ、と思います。
私自身が音楽を支えにし、助けられて過ごしてきました。
大変な世の中だからこそ音楽は大事です。
音楽を聴かない人がいるでしょうか?
以前やっていて、また始めるのもいいものです。
年齢により、音が変わってきます。
優しい音色で演奏していただきました。
みんなでアンサンブル
私が発表会で体験してほしいこと。
みんなで一つの音楽を奏でるということです。
ピアノは一人で演奏することが多いものです。
私は数年前から地元の方々とアンサンブルをするチャンスに恵まれました。
ずっとほかの楽器とも演奏してみたい、と思っていました。
今は時々ボランティアで、依頼があれば演奏しに行っているのですが、それがとても楽しい!
ソロの演奏の楽しさとはまた違います!
生徒さんたちにもそれを味わってほしくて、毎回何かをやるのですが、今年は第九をやりました!
年末によく耳にする曲ですよね。
楽器に合わせて、楽器以外の生徒さんはドイツ語で歌いました!
もともと「喜びの歌」として知られる曲。
練習の時も、生徒さんは大好きで、「もう一回!」とよく歌いました。
小さいころの記憶は長く残るものです。
生徒さんたちにとって記憶に残るものだったと思います。
発表会で得たものをより身につくように、楽しさを伝えながらレッスンをしていきたいと思います。
教室へは大刀洗、小郡、久留米、朝倉からレッスンへ来ていただいています。