● 譜読みは大事?その2 大刀洗・久留米・小郡 ピアノ・英語リトミック教室

 

こんにちは!中村八千代です。

 

この前の続きです。

 

前回の内容はこちら

 

譜読みは必要です。

 

でも耳を育ててその子ができる力を引き出すのも大事な事だと思います。

 

楽譜を読むことにばかり気をとられていると音楽的に弾く余裕がなくなることがあるのです。

 

もちろんたくさん練習すればいいのですが、練習の仕方が分からない子もいるのです。

 

個人の教室へ行ってた時に、頑張って練習をしているのに、とてもゆっくり、音楽的になかなか聞こえない子がいました。

 

音は読んでいるし、リズムも間違ってはいない。

 

その生徒さんKちゃんはバイエルをやっていました。

 

バイエルはリズムが分からなくても縦に楽譜を見るとなんとなく弾ける。

 

でも片手ずつになると弾けない子が結構いました。

 

とくに6/8の曲は難しい。

 

本来は6/8の曲は2拍子を感じて演奏します。

 

6/8は8分音符が一小節に6拍入っていることを意味します。

 

でも1,2,3,4,5,6、と数えていると曲としては流れてきません。

 

でもきれいに整っている楽譜では、右手と左手が合うところで音符がそろっているので弾けてしまうのです!

 

これでいいのか?

 

またその当時小学6年生だったCちゃん。

 

引継ぎの発表会ではベ-ト-ヴェンの悲愴の第3楽章を演奏していました。

 

よく弾ける子だな、と感心しました。

 

レッスンを始めてみるとCちゃんも

 

「リズムが分からない」

 

と話していました。

 

ベ-ト-ヴェンのソナタを弾いてもリズムは分からないのか?

 

とても不思議でした。

 

そこで聞いてみました。

 

「発表会の曲はいつかられんしゅうしていたの?」

 

するとびっくり!なんと1年くらい前からだと!

 

そして発表会の曲を選曲するたびに思いました。

 

みんなが譜読みができるようにしなければ!

 

譜読みができないと練習は一体どのようにしてやるのでしょう?

 

それとも手取り、足取り毎回曲を一緒に譜読みするのか?

 

そしてやっぱりソルフェ-ジュが大事だと思いました。

 

それからソルフェ-ジュの本や教材を買ったり読んだりしてこれ!というのを使用しています。

 

そうするとだんだん譜読みもみんなできるようになりました。

 

しかも音楽的に!

 

あとは何といっても数をこなすことです。

 

数をこなしているうちにだんだん先が見えてくるようになります。

 

そうすると新しい曲をどんどん弾きたくなりますよね!?

 

譜読みの大事さは他にも理由があります。

 

出版社によって同じ曲でも書き方が違うんです。

 

私の子供たちはC教室で弦楽器を習っていますが、そこでは譜読みはせず耳で覚えて弾くのです。

 

楽譜も一応ありますが、ほとんどの子達は楽譜が読めません。

 

曲が難しくなってきたとき譜読みで躓くんです。

 

長男のレッスンの前に来ていたその当時中学生だったお兄ちゃん。

 

先生が「ここは半音だから」と言われていたのですが、半音?という感じだったようで、ついてこられていたお母さんが私に聞いてきました。

 

「半音ってなんですか?」

 

ピアノと違ってヴァイオリンは自分で音階をおさえていかないといけません。

 

今まで譜読みや音階について教えてもらってないことを、曲を弾いてきたからわかって当然、と思われるのでしょうか?

 

手取り足取りで譜読みを教えている私としては、習ってないのに分からないだろうなぁ、と思いました。

 

長くなってきたので続きはまた後日・・・

 

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